山の味
ゴボウが安かった。
ささがきひとつも、何で食べるかによって厚さ長さを変えて、それにともなって火の入れ方も変わる。
それが楽しみ方だと思っている。
登山にも同じを感じていて、甘いか塩辛い以外の苦み、妙味があり、組み合わせと食べ合わせ、順序にタイミング。様々な要素が組み合わさって”その”登山となることが癖となる。
クルマの走らせ方も、ステアリングをきるだけで曲がるでなく、4輪それぞれへの荷重のかけ方、ブレーキングのタイミングと量、車体の捻り具合にステアリングをきるタイミングと量、立ち上がりのタイミングと開き方。
乗っているのが誰かで違う走りになるのにはロマンがある。
人生も、一緒?か?
そんな複雑に生きていない気もするが。
時間と天気と体力、アイゼンもってる!、、よし行こう!
からひとつマインドを踏み込ませると山はもっと奥深く恐ろしいものになる。
スポーツのままにしておけばもっと平和に考えられて表向きは幸せでいただろうが、やめてたろうなぁ。